[動ラ上一]動詞「か(借)る」(四段)の上一段化》
  1. あとで返す約束で、人の物を一時的に自分のもののように使う。「友人から金を—・りる」「図書館で本を—・りる」⇔貸す

  1. 使用料を払って一定の期間自分の用に使う。「アパートを—・りる」⇔貸す

  1. 他より知恵・力などの助けを受ける。「年長者の知恵を—・りる」⇔貸す

  1. ある目的のために一時的に他の物を利用する。「この場を—・りて一言お礼を申し上げます」「あなたの言葉を—・りて言えば」

[補説]上一段活用の「借りる」が用いられるのは近世後期の江戸語から。今日、共通語では「借りる」であるが、関西では五段活用の「借る」が用いられる。

出典:gooニュース

出典:青空文庫

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典(国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など)と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。

gooIDでログインするとブックマーク機能がご利用いただけます。保存しておきたい言葉を200件まで登録できます。