[動マ五(四)]
  1. 口の中にふくむ。

    1. 「例の—・んだような言語 (ものいい) までが」〈二葉亭訳・夢かたり〉

  1. 表面に加えもつ。ふくむ。

    1. 「緊笑 (しめわら) いにも愛嬌を—・んで」〈二葉亭浮雲

  1. 外から包みこむ。または、中に入れる。

    1. 襁褓 (むつき) に—・まれ給へる」〈狭衣・四〉

  1. 心にとどめる。忘れずにいる。

    1. 「心の内にいつかあぢはひ—・むごと、なくなくこもりありければ」〈賀茂女集〉

[動マ下二]くくめる」の文語形。

出典:青空文庫

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