クレアチン【creatine】

  1. 生体内、特に筋肉中に、主にクレアチン燐酸 (りんさん) の形で多く含まれ、筋収縮のためのエネルギー貯蔵の役割をする物質。筋肉が運動すると分解し、エネルギーを供給する。メチルグリコシアミン。
  1. [補説]腎臓アルギニングリシンから作られるグアニジノ酢酸(グリコシアミン)が肝臓に運ばれ、活性メチオニンメチル基が転移して合成される。
  1. クレアチンキナーゼ【creatine kinase】
    • 骨格筋心筋などの細胞に存在し、クレアチンリン酸の合成・分解を触媒する酵素。筋肉の収縮時にはクレアチンリン酸をクレアチンリン酸に分解し、ADPリン酸基を転移してATPを補給する。休息時にはATPのリン酸基を一つクレアチンに転移し、クレアチンリン酸を合成する。クレアチンホスホキナーゼ。CK(creatine kinase)。
  1. クレアチンホスホキナーゼ【creatine phosphokinase】
  1. クレアチンりんさん【クレアチン燐酸】
    • [補説]筋細胞にはATPの約5倍のクレアチンリン酸が存在し、激しい運動などでATPが不足すると、クレアチンリン酸が分解してADPリン酸基を渡すことによってATPを再合成し、エネルギーが供給される。一方、休息時にATPの濃度が高くなると、クレアチンとATPからクレアチンリン酸とADPが生成される。これらの反応はクレアチンキナーゼという酵素によって触媒される。ホスホクレアチン。CP(creatine phosphate)。