出典:gooニュース
削り花(3月19日)
ご当地にとっては当たり前の風景のようだが、全国的には珍しい風習という▼「削り花」と呼ばれる造花だ。竹や角材をかんななどで薄く削り出す。カラフルに色付けし、数枚を重ねて花びらに見立てる。東北地方の一部では春の彼岸に寒さが残り、生花を用意できなかった。その名残とか。県北や県南などのスーパー、農産物直売店で店頭をあでやかに彩る▼農作業の閑散期に農家で作られてきた。
菊川運動公園で「かんな削り体験」イベント、大工さん気分が味わえる
同イベントにてウイングホームが実施する「かんな削り体験」の無料ワークショップは、日常でものづくりに触れる機会が少ない今、大工さんの気分を味わってもらいたいとの思いから企画された。ヒノキの削りくずは、ルームフレグランスや消臭剤として再利用が可能で、自分で削った木の爽やかな香りを自宅にて楽しめる。
削りカスを粘土に再利用 下町えんぴつ工場5代目の挑戦「思いを商品化する」【SDGs】
杉谷さん「(削りカスを)うちで燃やす時代が続いて、(都の規制で)燃やせなくなって産業廃棄物として捨てるようになった。何かにリサイクルしなければいけない」 2枚の木材を重ねて削り製造するえんぴつ。杉谷さんは、削りカスを業者に託す費用を減らしたいと考えた。燃やすことで、出るCO2の削減にもつながる。
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出典:青空文庫
・・・ばかりは互にしのぎを削りました。しかし最後に入り身になった多門は・・・ 芥川竜之介「三右衛門の罪」
・・・蛇の目を頼みにして、削りかけたままになっている門柱らしい御影の上・・・ 芥川竜之介「妖婆」
・・・凹と、累って敷く礁を削り廻しに、漁師が、天然の生簀、生船がまえに・・・ 泉鏡花「貝の穴に河童の居る事」