結跏趺坐の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

仏教の座法の一つ。左右の足の甲を反対の足のももの上に交差し、足の裏が上を向くように組む座法。特に禅宗では座禅の正しい姿勢としている。▽「跏」は足の裏。「趺」は足の甲。
用例
やがて、薄暗い底の台の上に結跏趺坐したまま睡ねむっている僧形そうぎょうがぼんやり目前に浮かび上って来た。<中島敦・悟浄出世>
活用形
〈―スル〉

結跏趺坐の解説 - 学研 四字熟語辞典

仏教で修行をするときの座り方のこと。左右の足の甲をそれぞれ反対側の股ももの上に置いて、足の裏が上向きになるように座ること。禅宗座禅を組むときの正しい座り方。
注記
「跏」は、足の裏。「趺」は、足の甲。転じて、あぐらをかくこと。

結跏趺坐の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

《「跏」は足の裏、「趺」は足の甲の意》坐法の一。両足の甲をそれぞれ反対のももの上にのせて押さえる形の座り方。先に右足を曲げて左足をのせる降魔坐 (ごうまざ) と、その逆の吉祥坐の2種がある。仏の坐法で、禅定 (ぜんじょう) 修行の者が行う。蓮華坐 (れんげざ) 。

出典:青空文庫

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