けな‐げ【健気】

  1. [形動][文][ナリ]《「けなりげ」の音変化。普通とは異なって格別であるさまの意から》
  1. 殊勝なさま。心がけがよく、しっかりしているさま。特に、年少者や力の弱い者が困難なことに立ち向かっていくさま。「一家を支えた―な少年」「―に振る舞う」
  1. 勇ましく気丈なさま。
    • 「武士の女房たる者は、―なる心を一つ持ちてこそ」〈太平記・一〇〉
  1. 健康であるさま。
    • 「ああ、―な老者かな」〈蒙求抄・一〉
  1. [派生]けなげさ[名]
  1. けなげだて【健気立て】
    • けなげなふりをすること。勇ましさや殊勝さをよそおうこと。
      「―をいふも、ただ畳の上の広言なり」〈仮・伊曽保・下〉