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辞書
《「こつじき」の音変化》
1 食物や金銭を人から恵んでもらって生活すること。また、その人。ものもらい。おこも。
2 「こつじき1」に同じ。
「食ふべき物なし。雪消えたらばこそ、出でて—をもせめ」〈古本説話集・下〉
出典:デジタル大辞泉(小学館)
乞食が赤包み
《みすぼらしい乞食がはでな赤い包みを持つ意から》不似合いなことのたとえ。また、身分不相応な物を持つことのたとえ。
乞食が馬を貰う
身分不相応なものをもらって、始末に困るたとえ。乞食が馬を買ったよう。
乞食が米を零したよう
ちょっとしたことに大騒ぎをすることのたとえ。また、困窮している者がいっそう窮することのたとえ。
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出典:青空文庫
・・・、下は露命も繋ぎ難い乞食非人にまで及んでいた。 蘭袋は甚太夫の脈・・・ 芥川竜之介「或敵打の話」
・・・以上返さずにいるのは乞食になるよりも不愉快である。…… 十分ばか・・・ 芥川竜之介「十円札」
・・・淋しさも襲ってきた。乞食にでもなってやろう、彼はその瞬間はたとそ・・・ 有島武郎「親子」
乞食に氏無し
乞食に貧乏無し
乞食にも門出
乞食の朝謡
乞食の系図話
古事記
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