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事上磨錬の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典

実際行動実践を通して、知識精神を磨くこと。明みん代の王守仁おうしゅじん(陽明ようめい)が学問修養について、日常行為を離れて思索する静座に対して、実際日常行動をこなし、これを通して修養するのが真の学問であると述べた説。▽「事上」は実際のことに当たりながらの意。「磨錬」は練り磨く意。
出典
『伝習録でんしゅうろく』下

事上磨錬の解説 - 学研 四字熟語辞典

練習ではなく、実践を通して、自分技術学識を磨き、向上すること。またそうした修練方法をいう。
注記
中国明の時代、王陽明おうようめいが学問の修養について述べたことば。真の学問は、日常の行為から離れた思索のうちにはなく、日々の生活や行動を通して修養するものであるとする、陽明学の基本的な考え方。「事上練磨じじょうれんま」ともいう。
出典
『伝習録でんしゅうろく』下

事上磨錬の解説 - 小学館 デジタル大辞泉

王陽明が修行について説いた語。観念的に考えるだけでなく、実際行動の中で知識を磨き、人格を錬成すること。

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