ボナロン

どんな薬か?

 骨吸収抑制作用によって腰椎(ようつい)骨密度を増加させるので、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の治療に用いられます。ミノドロン酸水和物製剤は、骨粗鬆症に用いる薬で、ビスホスホネート系の薬の中でも強力な骨吸収抑制作用をもつとされ、低用量・最小錠となっています。

 エチドロン酸2ナトリウム製剤は脊髄(せきずい)損傷後や股関節(こかんせつ)形成手術後の初期進行期の骨の発育異常の抑制や骨パジェット病の治療にも用いられます。

副作用

①発疹(ほっしん)などの過敏症状が現れることがあります。こうした症状が現れたときは服用を止め、すぐ医師に報告してください。

②薬によって、口腔内潰瘍(かいよう)、顎骨壊死・顎骨骨髄炎、かすみ眼、充血、乳頭浮腫、低カルシウム血症、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死(えし)症、食道障害(食道炎、食道潰瘍(かいよう)、食道穿孔(せんこう)など)、胃・十二指腸潰瘍、便秘、腹痛、吐き気・嘔吐(おうと)、腹部の膨満感(ぼうまんかん)、口の渇き、嚥下(えんげ)困難、頭痛、関節・筋肉痛、血液障害、肝機能障害、鼓腸、放屁、便秘、下痢、胃痛、消化不良、口内炎、胃酸逆流、咽・喉頭痛、おくび、脱毛、湿疹、じんましん、めまい、筋けいれん、血管浮腫、ほてり、胸痛、倦怠感、浮腫、顔面浮腫、動悸、発熱、リセドロン酸ナトリウム水和物製剤では、ほてり、無力感、血圧上昇、尿潜血、ミノドロン酸水和物製剤では、食道炎、下痢、食欲不振、胃・腹部不快感、口内炎、しびれ、血中カルシウム減少、胃炎、坐骨神経痛、めまい、胸痛、膀胱炎、脱毛、副鼻腔炎、血圧上昇、倦怠感、口唇炎、腎(じん)機能障害、血中コレステロール増加などをおこすことがあります。

 このような症状がおこったときは、医師に相談してください。

使用上の注意

①錠剤です。1日の使用回数・使用時間、1回の使用量などについては医師・薬剤師の指示を守り、かってな判断で増量・減量したり、中止しないでください。

 エチドロン酸2ナトリウム製剤では、薬の吸収をよくするため、服用の前後2時間は食物をとらないようにしてください。

 アレンドロン酸ナトリウム水和物製剤リセドロン酸ナトリウム水和物製剤では、1日1回または週1回の服用で、服用後少なくとも30分間は横にならず、水以外の飲食やほかの薬の服用は避けてください。ミノドロン酸水和物製剤は錠剤で、1日1回内服します。嚥下困難、食道炎、胃・十二指腸炎、または潰瘍といった上部消化器障害のある人は、医師に相談してから用いてください。

 また、十分な水(コップ1杯以上の水)で服用してください。

②あらかじめ問診の際に、持病・アレルギーなどの体質・現在使用中の薬の有無などを医師に報告してください。

 重い腎障害のある人、骨軟化症、食道狭窄(きょうさく)や食道アカラシア、消化器障害、低カルシウム血症のある人、この薬で過敏症状をおこしたことのある人、30分間以上体を起こしていることができない人、妊婦または現在妊娠する可能性のある人、母乳で授乳中の人などには使用できないことがあります。あらかじめその旨を医師に報告してください。

③この薬を使用中に、ほかの薬を使用する必要が生じたときには、前もって必ず医師に相談してください。

 とくに、制酸剤やミネラル入りビタミン剤などのカルシウム、マグネシウム、鉄、アルミニウムを含む薬との併用には注意してください。

製薬会社名 帝人ファーマ
剤形 錠剤
薬の色
包装材料の記号 -
薬剤本体の記号 TJN BNT 5
分類 ホルモン剤 > 骨・カルシウム代謝剤(骨粗鬆症治療剤) > ビスフォスフォネート製剤 > アレンドロン酸ナトリウム水和物製剤
主な効果・効能 骨粗鬆症