タナドーパ

どんな薬か?

 心臓の筋肉の収縮力を強めるほか、腎臓(じんぞう)の血流量を増加させて尿の排泄(はいせつ)を促す作用がある薬です。急性循環不全状態で、強心剤注射液の点滴療法から離脱し、リハビリテーションへ進む際などに用いられます。

副作用

①ときに心室性期外収縮(きがいしゅうしゅく)、心房細動、心室性頻脈(ひんみゃく)などの不整脈が現れることがあります。このような症状が現れたときは服用を止め、医師に相談してください。

②ときに吐き気、食欲不振、胃部の不快感、発疹(ほっしん)、肝機能障害、めまい、血小板減少などの症状がおこることがあります。このような症状がおこったときは、医師に相談してください。

使用上の注意

①顆粒剤(かりゅうざい)で、1日3回に分けて内服します。服用にあたっては、医師・薬剤師の指示をきちんと守ってください。

②あらかじめ問診の際に、持病・アレルギーなどの有無を医師に報告してください。

 副腎(ふくじん)機能の異常や特発性肥厚性大動脈弁下狭窄(きょうさく)などの閉塞性心筋疾患のある人は、必ず医師に報告してください。この薬が使えないこともあります。

③この薬を使用中にほかの薬を使う必要があったり、すでに使用している薬がある場合は、必ず医師に報告してください。

 とくに、向精神剤のフェノチアジン系製剤ブチロフェノン系抗精神病剤と併用すると、この薬の効果が減弱します。

④妊婦または現在妊娠する可能性のある人、母乳で授乳中の人は、必ず医師に報告してください。

製薬会社名 田辺三菱製薬
剤形 顆粒
薬の色 白~微黄白
包装材料の記号 1gTA 506
薬剤本体の記号 -
分類 循環器系の薬(循環器系用剤) > 強心剤 > ドカルパミン製剤
主な効果・効能 心筋症、虚血性心疾患、弁膜症