モバレーン
| 製薬会社名 | 辰巳化学、ニプロファーマ |
|---|---|
| 剤形 | カプセル |
| 薬の色 | 淡黄赤・淡黄褐 |
| 包装材料の記号一覧 | Tu MA・050 |
| 薬剤本体の記号一覧 | Tu MA・050/Tu MA・050 |
| 分類 | 循環器系の薬(循環器系用剤) > 不整脈治療剤 > 塩酸メキシレチン製剤 |
| 適応となるおもな病気 | 頻脈性不整脈 |
どんな薬か?
心臓の拍動のリズムの乱れをもとに戻す薬です。血圧の低下や心電図上の異常といった副作用が少なく、長時間効果が持続する点が特長です。頻脈性(ひんみゃくせい)不整脈の治療、糖尿病性神経障害に伴う自覚症状(自発痛、しびれ感)の改善に使われます。
副作用
①とくに過敏症状(かゆみ、発熱、発疹(ほっしん)などのアレルギー症状)が現れることがあります。過敏症状が現れたら使用を止め、すぐ医師に報告してください。
②心電図上の異常(徐脈など)がおこることがあります。医師から指示された診察や検査は必ず受けるようにしてください。
③ときに吐き気・嘔吐(おうと)、胃・腹部の不快感、便秘、下痢、手の震え、めまい、しびれ、耳鳴り、頭痛、いらいら、複視(ものが二重に見える)、ほてり、心室頻拍、腎不全(じんふぜん)、幻覚、錯乱、肝機能障害、黄疸(おうだん)、間質性肺炎、好酸球性肺炎、過敏症症候群などが現れることがあります。このような症状が現れたら、必ず医師に報告してください。また紅斑(こうはん)、水疱(すいほう)、びらん、結膜炎(けつまくえん)、口内炎、発熱などが現れた場合には、中毒性表皮壊死(えし)症、皮膚粘膜眼症候群、紅皮症(こうひしょう)の前駆症状の可能性があるので、すぐ医師に相談してください。
使用上の注意
①錠剤、カプセル剤があり、ふつう食後に服用します。カプセルが食道に付着して壊れると食道潰瘍(かいよう)をおこすことがあるので、十分な水で飲み、就寝直前には服用しないようにしてください。また、かってな判断で中止したり増量・減量しないで、医師の指示通りに用いてください。
②あらかじめ問診の際に、持病やアレルギーなどの有無、現在使用中の薬の有無を医師に報告するとともに、使用前に薬の効果と副作用について医師・薬剤師からよく説明を聞いておき、注意事項をきちんと守ってください。
とくに、房室ブロック、洞房(どうぼう)ブロックなどの刺激伝導障害のある人、うっ血性心不全、肝・腎(じん)機能障害、低血圧、気管支喘息(ぜんそく)のある人、以前にこの薬を使って過敏症状をおこしたことのある人、両親やきょうだいにアレルギーのある人は、あらかじめ医師に報告してください。場合によっては、この薬を使用できないことがあります。
③妊婦あるいは現在妊娠する可能性のある人、母乳で授乳中の人は、あらかじめ医師に報告してください。
④小児がこの薬を使用するときは、医師の指示をより厳重に守ってください。
⑤副作用が出やすい薬なので、医師から入院治療をすすめられたら従ってください。また外来で治療するときは、薬の効果と副作用出現の有無をチェックするために、定期的な診察や検査は必ず受けてください。
⑥ほかの薬を使う必要があるときは、前もって必ず医師に相談してください。
とくに、麻酔剤やほかの抗不整脈剤、β(ベータ)ブロッカー製剤と併用すると、副作用が現れやすくなります。
⑦めまいやふらつきが出ることもあるので、車の運転、危険を伴う作業に従事する人は、医師に相談してください。





