ワーキング・キャピタル(運転資本)

  1. Working Capital
  2. 通常のビジネスを回していくために必要な資金。売掛金の未回収、在庫への投資、買掛金による支払猶予が原因となって増減する。運転資本。 ワーキング・キャピタル = 流動資産 − (短期借入金を除いた)流動負債
  3. ワーキング・キャピタルは、資金繰りを考える際にきわめて重要な項目である。会計上の損益計算書(P/L)が黒字でも、このワーキング・キャピタルが急増して資金繰りに行き詰まり、倒産する会社も存在する(これを黒字倒産という)。 ワーキング・キャピタルは、絶対額の把握もさることながら、対前年、対前月に比べ、どれだけ増加しているかを適切に把握することが必要である。なぜなら、ワーキング・キャピタルの増分が、必要資金額の増分に直結するからである。 一般に、売上高が増えるとワーキング・キャピタルは増える傾向にあるが、売上増に比べてワーキング・キャピタルが急増している場合には、資金管理の面で要注意であり、早期の資金手当てが求められる。 ワーキング・キャピタルが増える要素は大きく3つある。売掛金の増加、在庫の増加、そして買掛金の減少である。逆にいえば、この3つを適切にコントロールすることで、必要以上にワーキング・キャピタルが増えることを抑制することができる。 その中でも重要なのが、在庫の適切な管理と売掛金の適切な管理である。在庫管理については、「死に筋」を把握して、そうしたモノの仕入・製造を行わない、あるいは仕入から販売までのサイクルタイムを短くする、などの方法がある。売掛金管理については、与信管理を強化する、取引条件を有利なものにするなどの方法がある。
  4. 「またワーキング・キャピタル(運転資本)は、運転資本,WCとも言う」