てつ【鉄】<ミネラル類>
鉄の60~70%は赤血球のヘモグロビンに含まれ、全身に酸素を運ぶ役割をになっています。このため鉄が不足すると酸欠状態をまねき、貧血、冷え症、疲労倦怠(ひろうけんたい)、思考力の低下、発育不全などの悪影響がでてきます。
鉄は1日に約1mgを消耗しますが、吸収が悪いので10倍の1日10mgが必要。とくに月経中や妊娠中の女性は、男性の1.2倍の1日12mgが必要です。また、貧血気味の人や胃潰瘍(いかいよう)や痔(じ)など出血性の病気がある人も、鉄の欠乏に要注意です。貧血の90%は鉄不足が原因といわれ、症状の現れない潜在的鉄欠乏症の人も多いので、十分な摂取を心がけてください。
可食部100g中に含まれる鉄の多い食品として、以下のものがあります。青ノリ(素干し)74.8mg、ピュアココア14mg、豚レバー13mg、きなこ(全粉)9.2mg、パセリ7.5mg、凍りどうふ(高野どうふ)6.8mg、ドジョウ5.6mg。成人1日あたりの所要量は男性10mg、女性12mgです。





