と/に/まで
- のために
- [共通する意味]
- ★動作・関係の及ぶ相手を表わす。
- [使い方]
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- 〔と〕▽友達とけんかした▽進学問題について親と話し合った▽甲は乙と等しい
- 〔に〕▽友達に消しゴムを貸した▽彼は娘にあまい
- 〔まで〕▽書類は窓口まで提出してください▽御用の方は電話で事務室まで連絡してください
- [使い分け]
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- 【1】述語の中には、「結婚する」「戦う」「等しい」などのように、複数の主体がいないと成立しない動作や関係を表わすものがある。
- 【2】複数の主体が主従の別なく相互にその動作・関係に関与しているとき、文型は「XがYと…」になる。この場合、「YがXと…」とも言える。このような述語には、次のものがある。動詞:結婚する、離婚する、交際する、別れる、話し合う、仲直りする、戦う、争う、競う、けんかする、組む、契約する、異なる、など。形容詞・形容動詞:親しい、むつまじい、仲良しだ、親密だ、懇意だ、など。
- 【3】主体から相手に対して一方的に動作・関係が及ぶとき、文型は「XがYに…」になる。この場合、「YがXに…」とは言えない。このような述語には、次のものがある。動詞:教える、尋ねる、質問する、報告する、伝える、わびる、貸す、売る、預ける、渡す、贈る、勧める、など。形容詞・形容動詞:優しい、あまい、厳しい、冷たい、親切だ、丁寧だ、いじわるだ、など。
- 【4】述語の中には「XがYと…」と「XがYに…」の両方言えるものがある。この場合、「XがYと等しい」「XがYに等しい」のようにほとんど意味が変わらないものもあるが、双方の間に意味の違いがみられることがある。たとえば、「バスがトラックと衝突した」では、互いにぶつかり合った場合(相互的動作)であり、「バスがトラックに衝突した」では、バスが一方的にトラックにぶつかった場合(一方的動作)をいう。したがって、「バスが車庫に衝突した」はいえるが、「バスが車庫と衝突した」はおかしい。このような述語には、ほかに「ぶつかる」「相談する」「会う」「話す」などがある。
- 【5】「まで」は動作の相手を表わすという点では「に」と変わりはないが、その相手のいる所まで移動を伴う意味が加わるという点で異なる。この移動は具体的な移動とは限らず、電話や手紙などを用いる場合もある。「まで」と結びつく動詞には、「申し出る」「申し込む」「提出する」「届け出る」「届ける」「連絡する」「知らせる」「請求する」「問い合わせる」などがある。
- [関連語]
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- ◆(のために) 相手に恩恵・利益を与える目的でという意味を表わす。「子供のために机を買った」「家のために早くから働く」
- [参照]
- と⇒と/に/や/とか/だの/やら/か/なり・ば/と/たら/なら に⇒が/で/に/から/の・を/が/に・から/に・で/に/を・に/へ/まで・で/から/に・に/から・に・に/で・と/に/や/とか/だの/やら/か/なり・ため(に)/のに/に まで⇒に/へ/まで・だけ/ばかり/しか
[対比表]
| 先生…相談する | 先生…質問する | 同級生…結婚する | 係…申し出る | |
|---|---|---|---|---|
| と | ○ | - | ○ | - |
| に | ○ | ○ | - | ○ |
| まで | - | - | - | ○ |
- [分類コード]
- 999-04→分類一覧
提供元:「類語例解辞典」凡例




