だが/ところが/しかし/けれども
- [共通する意味]
- ★前の文の内容から当然考えられる結果とは異なることを述べるときに用いる語。いずれも逆接の接続詞とされるが、必ずしも逆接とは限らない。
- [英]
- but
- [使い方]
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- 〔だが〕(接続)▽今日は天気がよい。だが風は冷たい▽彼女は歌がうまい。だが踊りはもっとうまい
- 〔ところが〕(接続)▽集合時間はとうに過ぎている。ところが、彼はまだ来ない▽きっと優勝するだろうと思っていた。ところが十位以内にも入れなかった
- 〔しかし〕(接続)▽彼は痩(や)せている。しかし、大変な大食漢だ▽確かにこの本は面白い。しかし、値段が高い
- 〔けれども〕(接続)▽私は彼女を知っている。けれども、彼女と話したことはない▽二代目は芝居がうまい。けれども先代のほうが味があった
- [使い分け]
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- 【1】「だが」は、前の文と後の文とで内容の流れにずれがあるときに用いる。文章語的で女性はあまり用いない。
- 【2】「ところが」は、後の文の内容が、前の文から推測される結果とは大幅に異なるときに用い、意外であるというような気持ちが含まれる。
- 【3】「しかし」は、前の文から考えられる結果に反する内容を広く導ける。逆接というより、異なった内容の追加という意味合いもあるので、他の逆接の接続詞について、「だがしかし」「がしかし」などと用いられる場合もある。
- 【4】「だが」「しかし」「けれども」は、純粋の逆接だけでなく前の文の内容と後の文の内容が並立する場合や、ある事柄を一応認めたうえで、同類のことを対比的に述べる場合にも用いる。
- [関連語]
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- ◆(が) (接続)書き言葉的。「だが」と同じように用いられる。「可能な限り努力はした。が、足りなかったようだ」
- ◆(けれど) (接続)話し言葉的。「だけれど」「だけど」などの形でも用いられる。
- ◆(それでも) (接続)前の文の内容を一応認めたうえで、後の文を述べる。「ほんとうに何度も謝った。それでも彼女は許してくれなかった」
- ◆(でも) (接続)話し言葉的。前の文と後の文との間に論理的関係がないときでも用いることができる。しばしば、弁解や言い訳を導く。「でも私が悪いんじゃない」
- ◆(しかしながら) (接続)「しかし」の改まった言い方。「全力をつくして戦います。しかしながら勝てるかどうかはわかりません」
- ◆(然るに) (接続)書き言葉的。論理の展開に反する結果を述べる場合に用い、数学の論証などによく用いられる。
[対比表]
| 彼女はよく努力した。…受験に失敗した | 彼は口が悪い。…やさしい人だ | 車で行くことはできる。…ひどいどろんこ道だ | |
|---|---|---|---|
| だが | ○ | ○ | ○ |
| ところが | ○ | - | △ |
| しかし | ○ | ○ | ○ |
| けれども | ○ | ○ | △ |
- [分類コード]
- 120-63→分類一覧
提供元:「類語例解辞典」凡例




