つたない/ふつつか/不肖 の解説 - 小学館 類語例解辞典

つたない/ふつつか/不肖 の共通する意味

人や物事などが、あるべき姿より良くないさま。

英語表現 inexperienced

国語辞書で調べる つたない ふつつか 不肖

つたない/ふつつか/不肖 の使い方

つたない 【形】
▽先生の足元にも及ばぬつたない弟子です ▽技術はつたない
ふつつか 【形動】
▽ふつつかな娘ですが、よろしくお願いします ▽ふつつかな司会で申し訳ありません ▽ふつつか者
不肖 【名・形動】
▽不肖私が、会長の栄を担うこととなりました ▽不肖ながら誠心誠意努力いたします

つたない/ふつつか/不肖 の使い分け

三語とも、自分または身内の人間を謙遜(けんそん)していうときに多く使う。
「つたない」は、能力や品格が劣って愚かなさま。また、下手だという意で多く使う。やや文語的に、「武運つたなく戦死する」のように、不運だという意に使うこともある。「拙い」とも書く。
「ふつつか」は、配慮が十分でない、物事を十分処理できない意で使う。「不束」と当てる。
「不肖」は、父や師に肖(に)ず才能がなくて愚かな(子供・弟子)という意。「不肖の子」のように使う。

カテゴリ

#人間の性質#能力

つたない/ふつつか/不肖 の類語 - 日本語ワードネット

つたない の類語

表現が上品でない、または優雅ではない の意

方法または運動またはパフォーマンスの優美さまたは技術が欠如しているさま の意

技術または適性の欠如を示すさま の意

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