のの
神仏・日月など、尊ぶべきものをさしていう幼児語。ののさま。「弁(わきま)へ知らぬ稚子が、鉦(かんかん)が鳴る、—参ろ、と仏頼むも」〈浄・小野道風青柳硯〉
ののいち【野々市】
石川県中部にある市。金沢市のベッドタウンとして人口が増加し、平成23年(2011)11月に市制施行。人口5.3万(2011)。
ののいち‐し【野々市市】
⇒野々市
ののぐち‐たかまさ【野之口隆正】
⇒大国隆正(おおくにたかまさ)
ののぐち‐りゅうほ【野々口立圃】
[1595〜1669]江戸前期の俳人。京都の人。名は親重(ちかしげ)。雛人形屋を営み、雛屋と称した。連歌・和歌に長じ、俳諧を松永貞徳に学んだが、のち貞徳に対抗して一派を開いた。著「はなひ草」、句...
のの‐さま
「のの」を敬っていう幼児語。のんのん。ののさん。
ののしょ【野の書】
書家、榊莫山による随筆集。副題「書の美をたずねて」。昭和40年(1965)刊行。
ののしり【罵り】
1 ののしること。口汚く悪口を言うこと。「相手の—にかっとなる」 2 騒ぎたてること。「いかなる—出で来むとすらむ」〈落窪・一〉
ののし・る【罵る】
[動ラ五(四)] 1 ひどい言葉で悪口を言う。声高に非難する。罵倒(ばとう)する。「口汚く—・る」 2 わめき立てる。大声で言い騒ぐ。「長い廊下に人が押し合って、がやがやと—・る」〈鴎外・心中〉...
の‐の‐じ【のの字】
ひらがなの「の」や、それに似た形。また、「の」を書くときのように右回りにまわすこと。「ねじを—に回して締める」→のの字を書く