出典:gooニュース
源氏物語の写本展示 湖西の本興寺
室町時代後期に書かれたとされる源氏物語の写本が、湖西市鷲津の本興寺に所蔵されている。寺によると、連歌師猪苗代兼載(けんさい)(1452~1510年)が書き写し、寺を保護した愛知県三河地方の武士・鵜殿氏を通じて、関東方面から江戸初期にやってきた。連歌による戦国時代の武士らの交流を示す資料は、大河ドラマ「光る君へ」の放送に合わせ、12月末まで寺の大書院で公開している。
宮山広明「源氏物語・プラス」展
宮山広明の創作活動の軌跡をたどる Hideharu Fukasaku Art Museum Yokohamaにて、宮山広明「源氏物語・プラス」展を開催。
大胆な読み解き 中村真一郎著『源氏物語の世界』 〈ロングセラーを読む〉
中村真一郎著『源氏物語の世界』(新潮選書・1760円)1月に始まったNHK大河ドラマ「光る君へ」を毎週楽しみにしている。放送前に、主人公の紫式部および彼女の著書『源氏物語』に関する書籍を何冊か読んで俄然(がぜん)、興味を持ったからだ。とりわけその中で印象深かったのが、作家で評論家の中村真一郎(1918~97年)の随筆『源氏物語の世界』だ。
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げんじものがたりえまき【源氏物語絵巻】
源氏物語の諸場面を絵画化した絵巻物。物語成立以降、各時代を通じて作られ、現存するものも多い。特に12世紀前半の作で藤原隆能 (ふじわらのたかよし) 筆とされるもの(徳川黎明会・五島美術館分蔵)は有名。典型的な作り絵技法によって濃密に描かれ、引目鉤鼻 (ひきめかぎはな) ・吹き抜き屋台などの手法にすぐれる。
げんじものがたりおくいり【源氏物語奥入】
⇒奥入 (おくいり)
げんじものがたりたまのおぐし【源氏物語玉の小櫛】
源氏物語の注釈書。9巻。本居宣長 (もとおりのりなが) 著。寛政8年(1796)成立、同11年刊。源氏物語の本質を「もののあわれ」とし、旧説の誤りを補正、作者・成立・語句などに新解釈を示したもの。
出典:青空文庫
・・・それから源氏物語を読んだが読めればこそ、一行も意義を解しては読めない・・・ 伊藤左千夫「隣の嫁」
・・・適した時代であった。源氏物語は如何にまじないが一般的であったかを語っ・・・ 幸田露伴「魔法修行者」
・・・聖書や源氏物語には音はない。全くのサイレントである。 太宰治「音に就いて」
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