重畳（ちょうじょう）とは？意味・読み方・使い方

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意味
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ちょう‐じょう〔‐デフ〕【重畳】
の解説

［名］(スル)

１幾重にも重なること。
1. 「峰巒—して長く飛騨、越中、越後の境に亘り」〈木下尚江・良人の自白〉

２この上もなく満足なこと。大変喜ばしいこと。感動詞的にも用いる。頂上。
1. 「あすの喜び、お家の為にも—じゃ」〈逍遥・桐一葉〉

［ト・タル］［文］［形動タリ］幾重にも重なっているさま。「見渡すかぎり—たる山並み」

類語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

重畳の例文(23)

出典：青空文庫

･･･それは重畳、では早速一同の話を順々にこれで聞くと致そう。「こりゃ･･･芥川竜之介「竜」
･･･錯誤と、推理の矛盾と重畳百出するのであるが、これが原因を繹ねると･･･石川啄木「性急な思想」
･･･濠蒼く、国境の山岳は重畳として、湖を包み、海に沿い、橋と、坂と、･･･泉鏡花「伯爵の釵」

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