いし‐わた【石綿】
繊維状の鉱物。蛇紋石が多いが、角閃石もある。熱・電流の不良導体で建築物などの耐火材・保温材に使用。吸入により石綿肺(せきめんはい)や肺癌(はいがん)などの原因となるため、現在では使用禁止。アスベ...
ウレタン‐フォーム
《(和)Urethan(ドイツ)+foam》ポリウレタンから作った発泡性の合成樹脂。軟質のものは断熱・吸音・保温材に、硬質のものは建材・救命ブイなどに使われる。ポリウレタンフォーム。発泡ウレタン...
けいそう‐ど【珪藻土】
珪藻の遺体が海底や湖沼の底などに沈殿してできた堆積物(たいせきぶつ)。主成分は二酸化珪素。純粋なものは白色、ふつうは淡黄色で、多孔質。断熱材・保温材・吸着剤・研磨剤・濾過(ろか)剤やダイナマイト...
こうか‐せき【抗火石】
《「こうがせき」とも》 流紋岩の軽石状溶岩の石材名。日本では伊豆七島の新島・式根島・神津島および伊豆半島の天城山に産する。軽くて加工が容易。建築材・耐火保温材に利用される。コーガ石。剛化石。水孔石。
コルク【(オランダ)kurk】
幹の樹皮の外側部分に発達する保護組織の一。軽くて弾力性に富み、熱・電気・音・水などにすぐれた耐性を示すので、栓や防音・保温材などに利用。キルク。
スラグ‐ウール【slag-wool】
スラグに高圧蒸気を吹き込んで繊維状にしたもの。高熱に耐え、軽くて保温性に富む。保温材・防音材にする。
セロテックス【Celotex】
木粉・バガス粉・わら粉などの植物繊維質を膠着剤(こうちゃくざい)を用い、高温・高圧下で固め、板状にした建材。吸音材・保温材として利用。商標名。
ね‐ぶくろ【寝袋】
羽毛などの保温材を詰めて袋状につくった携帯用の寝具。登山やキャンプなどに用いる。シュラーフザック。シュラフ。
マントル‐ヒーター
《(和)mantle+heater》ガラスなどの耐熱繊維で被覆した電熱線を、保温材で包み込んだ加熱・保温装置。フラスコなどの実験器具をはじめ、容器や管を内部に収めたり包み込んだりして用いる。局所...