さえ【冴え/冱え】
1 寒気・光・色・音などが澄みきること。「月光の—」 2 頭脳の働きや感覚が鋭いこと。技術などが鮮やかなこと。「勘の—」「包丁さばきの—」 3 江戸時代の遊里で、遊興のこと。また、酒宴。「あらゆ...
さえ
[副助]《動詞「そ(添)う」(下二)の連用形「そえ」から生じたという》名詞、活用語の連体形または連用形、助詞など種々の語に付く。 1 すでにあるものの上に、さらに付け加える意を表す。…までも。「...
さえ‐かえ・る【冴え返る】
[動ラ五(四)] 1 光や音などが非常にくっきりとあざやかである。「月の—・る夜」 2 春になっていったん緩んだ寒さがまたぶり返す。《季 春》「一本の薄紅梅に—・る/虚子」「きのうから寒くなった...
さえき【佐伯】
広島市の区名。同市西部を占める。もと佐伯郡五日市町と湯来(ゆき)町。
さえき【佐伯】
姓氏の一。 [補説]「佐伯」姓の人物佐伯勇(さえきいさむ)佐伯定胤(さえきじょういん)佐伯達夫(さえきたつお)佐伯祐三(さえきゆうぞう)
さえ【×冴え】
clearness; clarity頭の冴えacuteness [brilliance] of thought/penetrating (mental) brillianceネット際のスマッシュ...
さえかえる【×冴え返る】
1〔非常にさえる〕be extremely clear ⇒さえる(冴える)月が冴え返っているThe moon is very bright.2〔晴れて寒さが厳しい〕その夜は冴え返っていたIt w...
さえき【差益】
a margin (of profit)為替差益exchange gain [profit]売買差益trading profit円高差益profit from the strong yen/ex...
さえぎる【遮る】
1〔向こうを見えなくする〕obstruct景色を遮るobstruct the view光を遮るblock (off) the light2〔物の動き・行動を邪魔する〕cut off, block...
さえざえ【×冴え×冴え】
冴え冴えとした月a clear [bright] moon頭が冴え冴えとしてきたMy mind has started to click.深く冴え冴えとした瞳deep, shining eyes...
さえ
[共通する意味] ★極端な例、暗示的な例などを表わす。[使い方]〔でも〕▽(1)先生でも解けない難問▽(2)公園にでも行こうか▽(3)自転車でもパソコンでも好きな物を買ってあげよう▽(4)話だけ...
さえき【差益】
[共通する意味] ★取引で得た差額の利益金。[英] a margin[使い方]〔差益〕▽円高による差益を還元する〔利鞘〕▽土地を転売して利鞘をかせぐ〔マージン〕▽三パーセントのマージンを取る[使...
さえぎる【遮る】
[共通する意味] ★ものごとの進行のじゃまをする。[英] to disturb; to prevent[使い方]〔妨げる〕(ガ下一)▽宗教が両国の交流を妨げている〔遮る〕(ラ五)▽相手の言葉を途...
さえぎる【遮る】
[共通する意味] ★人目につかないようにする。[英] to hide; to conceal[使い方]〔隠す〕(サ五)▽事件のあと、彼は姿を隠してしまった▽へそくりを本の間に隠す▽悲しみを隠す▽...
さえずる【囀る】
[共通する意味] ★動物が声を出す。[使い方]〔鳴く〕(カ五)▽猫がニャーニャー鳴く▽アヒルがガーガーと鳴く▽からすが鳴くから帰ろう〔吠える〕(ア下一)▽番犬が見知らぬ人を見て吠える〔嘶く〕(カ...
さえき‐いさむ【佐伯勇】
[1903〜1989]実業家。愛媛の生まれ。昭和2年(1927)大阪電気軌道(近畿日本鉄道の前身)に入社。専務取締役時代にプロ野球球団設立委員長となる。同26年社長就任と同時に近鉄バファローズの...
さえき‐じょういん【佐伯定胤】
[1867〜1952]僧。奈良の生まれ。法隆寺住職。法相宗管長をしたが、のち、法隆寺を法相宗から分離し聖徳宗の本山とした。
さえき‐ゆうぞう【佐伯祐三】
[1898〜1928]洋画家。大阪の生まれ。渡仏してブラマンクに師事、ユトリロの影響も受け、パリの街頭風景を数多く描いた。パリで客死。
さえぐさ‐かずこ【三枝和子】
[1929〜2003]小説家。兵庫の生まれ。日本ペンクラブ女性作家委員会初代委員長。「鬼どもの夜は深い」で泉鏡花文学賞受賞。他に「処刑が行なわれている」「薬子の京」など。