ぞ
「そ」の濁音。歯茎の有声破擦子音[dz]と母音[o]とから成る音節。[dzo] [補説]清音「そ」に対する濁音としては、本来、歯茎の有声摩擦子音[z]と母音[o]とから成る音節[zo]が相当する...
ぞ
[副助] 1 疑問を表す語に付いて、不定の意を表す。「どこ—で休んでいくか」「誰—合力ニ雇ワウ」〈天草本伊曽保・狼と狐〉 2 「よく」「つい」などの副詞に付いて、上の語を強調する意を表す。「よ...
ゾアーナのいきょうと【ゾアーナの異教徒】
《原題、(ドイツ)Der Ketzer von Soana》ハウプトマンによる小説。1918年1月、文芸誌「ノイエルントシャウ(新評論)」に掲載。
ぞい【沿い】
[語素]名詞に付いて、それから離れないで進んだり並んでいたりする意を表す。「川—」「線路—」「山—」
ぞ‐い
[連語]《終助詞「ぞ」+終助詞「い」。近世語》活用語の終止形に付いて、単独の「ぞ」よりいくぶん柔らかい、聞き手への働きかけの気持ちを表す。終助詞「な」「なあ」「の」などを伴うこともある。「膽玉(...
ぞう【像】
1〔似姿〕an image, a figure ((of));〔彫像〕a statue大理石のマリア像a marble image of the Virgin Mary自由の女神像the Sta...
ぞう【象】
an elephant象のようなelephantine/elephant-like雄[雌]の象a bull [cow] elephant子象an elephant calf/a baby ele...
ぞういん【増員】
an increase in (the number of) personnel増員する increase the staff当直医を3人に[2人]増員するincrease the (numbe...
ぞうえい【造営】
construction造営する build; construct大伽藍がらんは目下造営中だThe cathedral is now under construction.造営地a constr...
ぞうえい【造影】
造影剤〔医学で〕a contrast medium
ぞう【像】
[意味] 神仏、人、動物などの形をまねて作ったり、描いたりしたもの。[英] a portrait[使い方]〔像〕▽聖母マリアの像を彫る[関連語]◆(肖像・ポートレート) 人の顔や姿などを写しとっ...
ぞうお【憎悪】
[共通する意味] ★激しく嫌うこと。[英] dislike; hatred[使い方]〔嫌悪〕スル▽男性を嫌悪する▽嫌悪感〔憎悪〕スル▽差別を憎悪する▽憎悪の念〔厭悪〕スル▽女性を厭悪する▽厭悪の...
ぞうか【増加】
[共通する意味] ★数量が多くなること、また、多くすること。[英] increase[使い方]〔増加〕スル〔増大〕スル〔増殖〕スル〔増量〕スル[使い分け]【1】「増加」は、増えること、また増やす...
ぞうかん【増刊】
[共通する意味] ★刊行に際し、予定以上に発行回数や発行部数を増やして発行すること。[英] additional printing[使い方]〔増刊〕スル▽臨時増刊号〔増刷〕スル▽好評で増刷が間に...
ぞうき【臓器】
[共通する意味] ★動物の体の内部にある諸器官の総称。[英] internal organs[使い分け]【1】「内臓」は、「内臓の病気」のように、最も一般的に用いられる。【2】「臓器」は、「臓器...
ぞうげのとう【象牙之塔】
芸術や学問至上主義の生活を送る境地や場所のこと。一般には、閉鎖的な大学や研究施設などをさす。
ぞうじてんぱい【造次顛沛】
とっさの場合。あわただしいとき。また、わずかの時間。▽「造次」は事が急に起こってあわてるとき。また、わずかの間。「造」は、にわかの意。「顛沛」は逆さまにひっくりかえる。また、つまずく意。比喩ひゆ的に用いられて、とっさのときのこと。
ぞうじてんぱい【造次顚沛】
一瞬でも怠りなく努めること。また、わずかな時間のこと。とっさの場合。突然の一瞬。君子は、つまずいて転ぶようなわずかな時間でも、仁の道を忘れることはないという意から。
ぞうとうろび【蔵頭露尾】
自分では完全にかくれて人に見えないようにしているつもりでも、証拠や弱点などが気付かぬうちに外にあらわれてしまっていること。頭かくして尻かくさず。
ぞうはんむどう【造反無道】
謀反を起こして、道理にはずれること。▽「造反」は体制に反抗して決起すること。「無道」は道理にはずれた行為をすること。
ぞうあみ【増阿弥】
室町前期の田楽師。新座に所属し、世阿弥と張り合った名手。生没年未詳。
ぞうが【増賀】
[917〜1003]平安中期の天台宗の僧。橘恒平の子。比叡山で良源に顕密を学んで諸国を遊行。のち多武峰(とうのみね)に入って修行。著「玄義鈔」。
ぞうき【増基】
平安中期の歌人。天暦(947〜957)のころの比叡山の僧と伝えられる。号、庵主(いおぬし)。歌は「後拾遺集」「新古今集」などにみえる。家集「増基法師集(庵主)」。生没年未詳。
ぞうよ【増誉】
[1032〜1116]平安後期の天台宗の僧。修験道に通じた。京都聖護院の開山。四天王寺・広隆寺・園城寺を歴住し、熊野三山検校(けんぎょう)から天台座主(ざす)になった。
ぞうろく【蔵六】
[1822〜1877]江戸末期から明治初期の陶工。京都の人。姓は真清水(ましみず)。五条坂に開窯。青磁・染め付けを得意とした。