ばかり【許り】
[副助]名詞、副詞、活用語の連体形、一部の助詞に付く。 1 範囲を限定する意を表す。…だけ。…のみ。「あとは清書する—だ」「大きい—が能じゃない」「いそのかみ古き都のほととぎす声—こそ昔なりけれ...
ばかり‐か【許りか】
[連語]《「か」は副助詞》物事がただそれだけに限らず、他にまで及んでいる意を表す。…だけでなく、そのうえ。「勉強—スポーツの面でもすぐれている」「強い—情にも厚い」
ばか‐りちぎ【馬鹿律義】
[名・形動ナリ]並はずれて律義なこと。また、そのさま。ばか正直。「—に覚えこむにはあらねども」〈風流志道軒伝〉
ばかり‐に【許りに】
[連語]《「に」は格助詞。接続助詞のように用いる》ある原因・理由では考えもしなかった悪い結果になることを表す。「わずかな金を惜しんだ—、とりかえしのつかないことになった」「ちょっと無理をした—、...
ばかり
[共通する意味] ★おおよその数量・程度を表わす。[使い方]〔ほど〕▽(1)三時間ほど待った▽(2)雀(すずめ)の涙ほどのお礼▽(3)彼女ほどの美人はいない▽(4)読めば読むほど面白い▽(5)心...
ばかり
[共通する意味] ★限定を表わす。[使い方]〔だけ〕▽千円だけ貸してあげる▽好きなだけ食べた▽勉強すればしただけ成績は上がる〔ばかり〕▽彼は勉強ばかりしている▽彼は子供とばかり遊んでいる▽心ばか...
ばかりか
[共通する意味] ★添え加える意を表わす。[使い方]〔うえ(に)〕▽夕食をごちそうになったうえ、おみやげまでもらった▽暑いうえにうるさくてとても寝つけない〔ばかりか〕▽その噂(うわさ)は、クラス...
ばかりに
[共通する意味] ★原因、理由として当然だという、因果関係を表わす。[使い方]〔だけに〕▽(1)彼女は気持ちが優しいだけに、困っている人を見ると放っておけないのです▽(2)ふだん健康なだけに、入...