さし【刺(し)】
1 「米刺(こめさ)し」に同じ。 2 (「緡」とも書く)江戸時代、保管・携帯のため穴あき銭に通して用いた麻縄。ぜにさし。 3 「刺し身」の略。「いか—」
さし‐あみ【刺(し)網】
海中に浮子(うき)と沈子(ちんし)とで帯状に張り、魚を網目にかからせてとる網。浮き刺し網・底刺し網・旋(ま)き刺し網などがある。
さし‐きず【刺(し)傷】
とがったものでつきさしてできた傷。
さし‐こ【刺(し)子】
綿布を重ね合わせて一針抜きに細かく刺し縫いにすること。また、そのように縫ったもの。丈夫なので柔道着・剣道着などに用いる。
さしこ‐おり【刺(し)子織(り)】
刺し子に似せて織った織物。ふつう、平織りの地に、同色または色の異なる縦糸・横糸を浮かせて模様を織り出したもの。