おおおか【大岡】
姓氏の一。 [補説]「大岡」姓の人物大岡玲(おおおかあきら)大岡昇平(おおおかしょうへい)大岡忠相(おおおかただすけ)大岡信(おおおかまこと)
おおおか‐あきら【大岡玲】
[1958〜 ]小説家。東京の生まれ。大岡信(まこと)の長男。「表層生活」で芥川賞受賞。他に「緑なす眠りの丘を」「黄昏のストーム・シーディング」「森の人」など。翻訳も多く手がける。
おおおかえちぜん【大岡越前】
テレビ時代劇。江戸南町奉行大岡忠相の活躍を描く。昭和45年(1970)放映開始。以後、断続的に15のシリーズ作品が製作・放映された。第一シリーズの監督は佐々木康、内出好吉ほか。
おおおか‐さばき【大岡裁き】
公正で人情味のある裁定・判決。江戸中期の名奉行といわれた大岡忠相の裁判に仮託していう。
おおおか‐しょうへい【大岡昇平】
[1909〜1988]小説家。東京の生まれ。戦争体験をもとにした「俘虜記(ふりょき)」で作家として出発。精細な心理描写と知的な作品構成で知られる。他に「武蔵野夫人」「野火」「レイテ戦記」など。