はた【旗/幡/旌】
1 布や紙などで作り、高く掲げて標識や装飾にするもの。大きさ・形・色・図案は種々で、ふつう一端をさおの端や綱などに結びつける。古くは、朝廷の儀式や祭礼の飾り、また、軍陣の標識として用いた。近世は...
はん【幡】
[人名用漢字] [音]ハン(漢) バン(慣) マン(慣) 旗。のぼり。「幡竿(はんかん)/幢幡(どうばん)」 [難読]八幡(はちまん)・八幡(ばはん)・八幡(やわた)・八幡(やはた)
ばん【幡】
《(梵)patākāの訳》仏・菩薩(ぼさつ)の威徳を示すための仏具で、法要や説法のとき、寺院の境内や堂内に立てる飾り布。三角形の首部の下に方形の身をつけ、その下に数本の脚を垂らしたもの。はた。
ばんずい‐いん【幡随院】
東京都小金井市にある浄土宗系単立の寺。山号は、神田山。関東十八檀林の一。慶長年間(1596〜1615)に幡随意白道が徳川家の祈願所として神田駿河台に創建。数度の火災にあい、浅草神吉町に移る。昭和...
ばんずいいん‐ちょうべえ【幡随院長兵衛】
[1622?〜1657?]江戸初期の侠客。肥前の人。本名、塚本伊太郎。江戸の浅草花川戸に住み、町奴の頭領として、水野十郎左衛門を党首とする旗本奴と争い、水野邸で殺害された。歌舞伎狂言「浮世柄比翼...