しで‐こぶし【幣辛夷/四手拳】
モクレン科の落葉小高木。葉は長楕円形で、春、葉の開く前に紅がかった白色の大形の花をつける。中国の原産で、庭木にする。ひめこぶし。《季 春》
しではら‐きじゅうろう【幣原喜重郎】
[1872〜1951]外交官・政治家。大阪の生まれ。ワシントン会議に全権委員として出席。四度外相を務め、対英米協調外交を推進した。第二次大戦後、東久邇内閣のあとを受けて組閣し、新憲法草案作成に尽...
にき‐て【和幣/幣帛/幣】
《後世は「にぎて」「にきで」とも》榊(さかき)の枝に掛けて、神前にささげる麻や楮(こうぞ)で織った布。のちには絹や紙も用いた。「下枝(しづえ)には青—、白—をとりしでて」〈神代紀・上〉
ぬさ【幣】
1 祈願をし、または、罪・けがれを払うため神前に供える幣帛(へいはく)。紙・麻・木綿(ゆう)などを使う。みてぐら。御幣(ごへい)。幣帛。 2 旅の無事を祈って贈るもの。はなむけ。「さて東に帰り下...
ぬさ‐ぶくろ【幣袋】
道中の安全を祈るため、道祖神に捧げる幣を入れてたずさえた袋。