あずま【東/吾妻/吾嬬】
1 東の方。東方。 2 「東琴(あずまごと)」の略。 3 「東下駄(あずまげた)」の略。 4 上代、都から東方の諸国の総称。東国。「いにしへは相模(さがむ)国足柄の岳坂(やまさか)より東の諸(も...
あずま‐あそび【東遊び】
古く東国地方で、風俗歌に合わせて行われた民俗舞踊。平安時代から、宮廷・貴族・神社の間で神事舞の一つとして演じられた。歌方(うたいかた)は笏拍子(しゃくびょうし)を持ち、笛・篳篥(ひちりき)・和琴...
あずま‐うた【東歌】
上代、東国地方で作られた民謡風の短歌。万葉集巻14と古今集巻20の一部に収められる。
あずま‐うど【東人】
「あづまびと」の音変化。「あやしの—なりとも、賑ははしきにつきて」〈徒然・二四〇〉
あずま‐えびす【東夷】
京都からみて、東国の人、特に無骨で粗野な東国武士をあざけっていった語。東夷(とうい)。
あずまおとこ【▲東男×吾妻男】
東男に京女The most masculine men come from Edo, and the most feminine women from Kyoto./The best combi...
あずまや【▲東屋▲四×阿】
a small arbor,《英》 a small arbour
しののめ【▲東▲雲】
daybreak東雲の空the dawn sky
とうあ【東亜】
East Asia;〔極東〕the Far East東亜の East Asian;〔極東の〕Far Eastern東亜諸国the East Asian nations [countries]
とうおう【東欧】
Eastern Europe東欧諸国Eastern European countries
とうぐう【東宮】
[共通する意味] ★皇位を継承すべき皇子。[英] the Crown Prince[使い分け]【1】「皇太子」が最も一般的に用いられる。【2】「東宮」は、皇太子の住む宮殿の意から、転じて「皇太子...
とうしん【東進】
[共通する意味] ★ある方角に進むこと。[使い方]〔北上〕スル▽台風が北上する〔南下〕スル▽街道を南下する〔北進〕スル▽敵艦隊が北進を続ける〔東進〕スル▽征討軍が東進する〔南進〕スル▽探検隊は一...
とうほんせいそう【東奔西走】
[共通する意味] ★忙しく活動すること。[英] to run about busily[使い方]〔東奔西走〕スル▽選挙で東奔西走の毎日だ▽金策に東奔西走する〔てんてこ舞い〕スル▽来客が多くて、て...
ひがし【東】
[共通する意味] ★方角の種類。[使い方]〔東〕▽東の窓から朝日を眺める▽東の風が吹く〔西〕▽西に面した窓▽天気は西から崩れる〔南〕▽家屋の南は庭になっている▽南半球〔北〕▽北に向いた玄関▽進路...
とうぎ‐てってき【東儀鉄笛】
[1869〜1925]俳優・音楽家。京都の生まれ。本名、季治(すえはる)。雅楽の家に生まれて洋楽も学ぶ。文芸協会の創立に参加し、俳優として活躍。早稲田大学校歌「都の西北」の作曲者。
ひがしくぜ‐みちとみ【東久世通禧】
[1834〜1912]幕末の公卿。七卿落ちの一人。京都の人。号、竹亭など。尊王攘夷(じょうい)派として活躍。明治新政府の外交にあたり、のち元老院議官・枢密院副議長などを歴任。
ひがしくに‐なるひこ【東久邇稔彦】
[1887〜1990]軍人。旧皇族。京都の生まれ。第二次大戦終結直後、首相として皇族内閣を組織し終戦処理にあたった。→幣原喜重郎
ひがしくに‐の‐みや【東久邇宮】
旧宮家の一。明治39年(1906)久邇宮朝彦親王の第9王子稔彦(なるひこ)王が創立。昭和22年(1947)宮家廃止。
ひがしふしみ‐の‐みや【東伏見宮】
旧宮家の一。明治3年(1870)伏見宮邦家親王の第八王子彰仁親王が創立。小松宮と改称後、明治36年(1903)その弟依仁親王が復興。大正11年(1922)親王が死去し廃絶。