おう‐いつ【横溢/汪溢】
[名](スル)水がみなぎりあふれること。また、気力などがあふれるほど盛んなこと。「—する若い力」「生気—」「太陽が出るや否や、水門の水が放たれたような—で、光は地平線まで一気にほとばしる」〈野上...
おう‐おう【汪汪】
[ト・タル][文][形動タリ]水が豊かにたたえられているさま。転じて、人の心の広いさま。「—たる大河」
おう‐せいえい【汪精衛】
⇒汪兆銘(おうちょうめい)
おう‐ぜん【汪然】
[ト・タル][文][形動タリ]涙が盛んに流れるさま。「—として涙は時雄の鬚面を伝った」〈花袋・蒲団〉
おう‐ちょうめい【汪兆銘】
[1883〜1944]中国の政治家。番禺県(広東省)の人。字(あざな)は精衛。法政大学在学中に中国革命同盟会に加入。国民党結成後は同党左派の中心。のち日中戦争が始まると和平救国を唱えて、日本との...