かのう【狩野】
姓氏の一。 [補説]「狩野」姓の人物狩野永徳(かのうえいとく)狩野亨吉(かのうこうきち)狩野山雪(かのうさんせつ)狩野山楽(かのうさんらく)狩野探幽(かのうたんゆう)狩野常信(かのうつねのぶ)狩...
かのう‐は【狩野派】
日本画の一流派。室町中期に起こり、武家政権の庇護のもとに、日本画の主流を占めつつ、江戸時代を通じて将軍家御用絵師としての家業を世襲した。始祖の正信は、禅僧の宋元画を継いで水墨画を主とし、その子の...
かの‐がわ【狩野川】
静岡県伊豆半島を北流する川。天城(あまぎ)山に源を発し、沼津市で駿河(するが)湾に注ぐ。長さ約46キロ。
かり【狩(り)/猟】
1 山野で鳥獣を追いかけて捕らえること。猟(りょう)。狩猟。《季 冬》「弓張や—に出る子のかげぼふし/嘯山」 2 (接尾語的に用い、「がり」と濁る) ㋐魚介類をとること。「潮干—」 ㋑山野で植物...
かり【狩/狩り】
(狩)俳句雑誌。昭和53年(1978)、鷹羽狩行の主宰により創刊。平成30年(2018)終刊。 (狩り)《原題、(ドイツ)Jagd》モーツァルトの弦楽四重奏曲第17番変ロ長調の通称。1784...
かり【狩り】
1〔猟〕hunting; a hunt狩りに行くgo ((deer)) hunting猟鳥の狩りをするshoot game birds2〔貝・きのこなどを採ること〕潮干狩り⇒しおひがり(潮干狩り...
かりこみ【狩り込み】
a roundup畑を荒らすいのししの狩り込みをするround up the wild boars that are damaging the fields暴力団の狩り込みa roundup o...
かりたてる【狩り立てる】
いのししを狩り立てるhunt down [out] wild boars
かりだす【狩り出す】
鹿を狩り出すhunt out a deerうさぎを巣穴から狩り出すstart [rouse] a rabbit out of its burrowやぶを打って獲物を狩り出すbeat the bu...
かりゅうど【▲狩▲人】
〔遊猟家〕 《米》 a hunter,《英》 a huntsman(▼英国ではhunterは狩りに使う馬のこと) ⇒りょうし(猟師)
かのう‐こうきち【狩野亨吉】
[1865〜1942]哲学者・思想家。秋田の生まれ。一高校長。京都大学初代文科大学長。日本の自然科学思想史の開拓者で、安藤昌益らを発掘。
かのう‐なおのぶ【狩野尚信】
[1607〜1650]江戸初期の画家。京都の人。木挽町(こびきちょう)狩野家の祖。通称、主馬。探幽の弟。江戸に出て幕府御用絵師となった。
かのう‐みつのぶ【狩野光信】
[1561または1565〜1608]安土桃山時代の画家。永徳の子。父の豪壮な画風に対して、大和絵風の優美で叙情的な画風をもって慶長年間に活躍。作品に勧学院の「花鳥図襖」など。
かのう‐もとのぶ【狩野元信】
[1476〜1559]室町後期の画家。正信の子。漢画様式に土佐派大和絵の手法を取り入れて両者の融合を図り、次代の桃山障壁画における狩野派の画風と活躍の基礎を築いた。作品に大徳寺大仙院客殿襖絵の「...
かりや‐えきさい【狩谷棭斎】
[1775〜1835]江戸後期の考証学者。江戸の人。本姓は高橋。名は望之。日本の古典の考証・注解や金石文の収集などに業績を残した。著「日本国現報善悪霊異記攷証」「古京遺文」「箋注倭名類聚抄(せん...