あしかが【足利】
栃木県南西部の市。もと宿場町。足利氏発祥の地で、史跡が多い。中世末以来、絹織物の主要産地。現在は繊維工業のほか、機械・化学工業も盛ん。人口15.4万(2010)。
あしかが【足利】
姓氏の一。源義家の孫、義康が下野(しもつけ)足利荘(しょう)を本拠として称した氏。 [補説]「足利」姓の人物足利氏満(あしかがうじみつ)足利成氏(あしかがしげうじ)足利尊氏(あしかがたかうじ)足...
あしかが‐うじみつ【足利氏満】
[1359〜1398]南北朝時代の武将。基氏の子。鎌倉公方(くぼう)。将軍義満を除こうとしたが、執事上杉憲春の諫死(かんし)により中止。以後は関東・奥羽の支配に努めた。
あしかが‐おり【足利織】
足利市付近で織られる織物の総称。特に銘仙は有名。
あしかが‐がっこう【足利学校】
足利市昌平町にあった学問所。創設者には諸説がある。室町期に上杉憲実(うえすぎのりざね)が再興。武士・僧侶・医師に儒書・易書・医書などを講述した。天文〜慶長・元和(1532〜1624)ごろが最盛期...