こう‐ぼく【高木】
丈の高い木。樹木の便宜的な分類では、ふつう、高さが約2メートル以上になる木で、幹が太く、直立し、枝を張って他の植物を覆うものをいう。喬木(きょうぼく)。⇔低木。
こうぼく‐げんかい【高木限界】
高木の生育が不可能となる限界線。高山や高緯度地方にみられる。樹木限界。喬木(きょうぼく)限界。
こうぼく‐そう【高木層】
森林の最上層の林冠を構成する部分。草本層・低木層に対していう。
こうぼく‐たい【高木帯】
植物の垂直分布帯の一。高木が主となって生育している区域。本州中部地方では標高約2500メートル以下にみられる。喬木(きょうぼく)帯。
高木(こうぼく)は風(かぜ)に折(お)らる
高い木ほど風当たりが強く折れやすい。地位や名声の高い人ほど他からねたまれて身を滅ぼしやすいことのたとえ。