い【猪/豬】
イノシシやブタの総称。特に、イノシシ。「—、鹿をなん生贄(いけにへ)にし侍りけるとぞ」〈宇治拾遺・一〇〉
いがい‐けいしょ【猪飼敬所】
[1761〜1845]江戸後期の儒学者。京都の人。名は彦博、字(あざな)は希文。経学を主とする折衷学派に属した。著「論孟考文」「孟子考文」など。
い‐くび【猪首/猪頸】
1 首が太くて短いこと。また、そういう首。 2 《首が短く見えるところから》兜(かぶと)を後ろにずらして、少しあみだにかぶること。敵の矢も刀も恐れない、勇ましいかぶり方という。「甲(かぶと)—に...
い‐ぐち【猪口】
イグチ目のキノコの総称。アワタケ・ヌメリイグチ・ハナイグチなどがあり、傘は肉質のまんじゅう形で、裏面にひだはなく、小さな穴がたくさんある。食用になるものが多い。
いな‐がわ【猪名川】
大阪府西北部と兵庫県南東部の府県境を流れる川。淀川水系の一。丹波高地の大野(おおや)山(標高754メートル)に源を発し、南流して尼崎(あまがさき)市と大阪府豊中市の境で神崎(かんざき)川に合流。...