あい【間】
1 物と物とのあいだ。「—の小門(くぐり)を開けて」〈木下尚江・良人の自白〉 2 ひと続きの時間。あいま。「喜ぶ—は少なくて」〈露伴・日ぐらし物語〉 3 「間駒(あいごま)」の略。 4 「間狂言...
あお‐もの【青物】
1 《女房詞から》青色の野菜。蔬菜(そさい)。「—市場」 2 背の青い魚。青魚。
あか‐あか【赤赤】
[副]非常に赤いさま。真っ赤なさま。「—と燃えさかる火の手」 [名]赤小豆(あかあずき)をいう女房詞。あか。
あか‐おまな【赤御真魚】
《身が赤いところから》鮭(さけ)・鱒(ます)などをいう女房詞。あかまな。
いし‐いし
《形容詞「い(美)し」を重ねた語。もと女房詞で、おいしい物の意から》だんご。「お月見の真似(まね)事に—をこしらえて」〈一葉・十三夜〉
いそう‐ご【位相語】
ある特定の社会や場面などに特徴的に用いられる言葉。女房詞・幼児語・学生語など。
いと【糸】
1 天然、または人造の繊維を細長く引きのばしてよりをかけたもの。織物糸・縫い糸・編み物糸など。「—をつむぐ」 2 細長く1のようになっているもの。「クモの—」 3 琴または三味線などの弦楽器の弦...
い‐の‐なか【井の中】
1 水をいう女房詞。 2 井戸の中。→井(い)
い‐もじ【い文字】
「烏賊(いか)」の女房詞。
いもせ‐どり【妹背鳥】
1 セキレイの別名。 2 ホトトギスをいう女房詞。