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鎌倉中期の紀行。1巻。阿仏尼 (あぶつに) 著。実子藤原為相 (ためすけ) と継子為氏 (ためうじ) との領地相続争いの訴訟のために、弘安2年(1279)、京都から鎌倉へ下った時の旅日記と鎌倉滞在中の記録。京都出発が10月16日(陰暦)だったところからの名。いさよいのにっき。

[補説]建治3年(1277)の日記ともいう。
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