出典:gooニュース
片岡仁左衛門、女形の衣装で劇中口上「6代目さんは古風な芸風の持ち主」と中村時蔵を激励
歌舞伎俳優の片岡仁左衛門が1日、東京・歌舞伎座で初日を迎えた「六月大歌舞伎」(24日・千秋楽)の昼の部「妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)三笠山御殿」に出演した。 大化の改新を題材とした史実とフィクションが織り交ざった古典の大作。立役の二枚目を得意とする仁左衛門が、女形の豆腐買おむらを初役で勤めた。
片岡仁左衛門「襲名は時を得たり」と期待の披露口上 初代中村萬壽、6代目時蔵、5代目梅枝誕生
昼の部「妹背山婦女庭訓 三笠山御殿」は、時蔵の襲名披露狂言(演目)で、片岡仁左衛門(80)が劇中で披露口上を述べた。仁左衛門は時蔵について「6代目さんは古風な芸風で、近年は大役をつとめられ、襲名は時を得たり」とし、梅枝について「芝居好きという点では親子3代の中でも彼が一番」と期待した。
片岡仁左衛門、一世一代”1人勧進帳”で復興へエール 「能登半島地震チャリティーイベント」開催
歌舞伎俳優の片岡仁左衛門(80)と長男の片岡孝太郎(56)が6日、東京・ホテルニューオータニで能登半島地震チャリティーイベントを開催。仁左衛門は一世一代の気迫あふれる”1人勧進帳”を熱演。物語の舞台(安宅の関)にもなった被災地の復興へエールを送った。 声を変えながら弁慶や富樫、義経らの登場人物を1人で演じ分ける「聞く勧進帳」の上演は3度目。
もっと調べる