2019.4.4

"no space for more food."(お腹いっぱい)

侍イングリッシュ

外国人の友人夫妻と食事中、満腹のところ「もうひと品いかが?」とすすめられて、食後のデザートの入る余地だけは死守したいとき、あなたはなんと言ってやんわり断るでしょうか?

"I cannot eat any more.(もう食べられません)"でしょうか。"I'm full.(お腹(なか)いっぱい)"でしょうか。こうした場面で用いることのできる表現が"My stomach has no space for more food."です。お腹の余地がもうないという、可愛(かわい)らしくてお洒落(しゃれ)な表現です。

高級レストランでも、カジュアルな食事処(どころ)でも場所を選ばず使うことができます。私が初めてこの表現を聞いたのは、シンガポールの屋外のレストランでした。外資系の航空貨物会社で外国人社長の秘書をしているシンガポール人の言葉です。

デザートの時間となり、彼女はどうするのかなと見ていると、なんとティラミスを頼むではありませんか。意地悪をして"Does your stomach have enough space for more food(まだ食べられるの)?"と聞くと、返事は"No, dessert is different.(いえ、デザートは別です)"。さしずめ別腹ということですから、"I always have room for dessert."という言い方も使えます。"room"は"space"と同じ「余地」という意味です。

ぜひ今度使ってみてください。

執筆者紹介

河谷隆司

河谷隆司
異文化マネジメントコンサルタント。(株)ダイバーシティ・マネジメント研究所代表取締役。世界13ヶ国の日系企業拠点にて異文化マネジメント研修・講演を実施。著書に『英語の話せるボスになる』他多数。

最新の記事

2019.4.25

"the exact opposite"(真逆)

侍イングリッシュ

英語では「真逆」にあたるさまざまな表現があります。「君の考えは私の考えと真逆だ」を例にとって、英語で表現してみましょう。

続きを読む

2019.3.7

"Actions speak louder than words."(行動は言葉よりも雄弁)

侍イングリッシュ

「行動は言葉よりも雄弁」英会話力を向上させるには、便利な会話表現を覚えるだけでなく、ぜひこのようなことわざを引用することをお勧めします。

続きを読む

2019.2.21

"You can do it."(きっとできるよ)

侍イングリッシュ

近年、訪日観光客が急増しています。彼らは通常の観光では飽き足らず、「体験」を合言葉に、日本文化のさまざまな分野に挑戦しています。

続きを読む

2019.2.7

"Excuse us"(失礼します)

侍イングリッシュ

名探偵シャーロック・ホームズが住んでいたとされるロンドンのベイカー街にあるオフィスを訪れました。

続きを読む

2019.1.24

"How are you doing ?"(調子はどう?)

侍イングリッシュ

アメリカの日系企業で働くアメリカ人社員が私にポツリと漏らしました。「長い間、日本人のボスから仕事の調子を聞かれたことがないんです。ちょっと寂しいな」

続きを読む

2018.12.27

"You'd have loved it"(気に入ってくれたよね)

侍イングリッシュ

国際線の機中でサンドラ・ブロック主演の映画「オーシャンズ8」を見ました。完璧な仕事を終えて、他界した伝説の強盗犯の兄に向かってこうつぶやいたのです。

続きを読む

2018.12.13

"No offense"(悪気はありません)

侍イングリッシュ

ビジネスにおいて、果敢に挑戦し続けなければ競合相手にシェアを奪われてしまいます。「攻撃は最大の防御なり」ということわざもあります。

続きを読む

2018.11.29

"the Japanese way"(日本の流儀)

侍イングリッシュ

今年の「ユーキャン新語・流行語大賞」に、サッカーW杯ロシア大会日本代表、大迫勇也選手の活躍を称賛する「半端ないって」などがノミネートされました。

続きを読む

2018.11.15

"talk"(おしゃべり)

侍イングリッシュ

1960年代のアメリカの大ヒット曲「サウンド・オブ・サイレンス」(The Sound of Silence)をご記憶でしょうか。その歌詞は、"talk"と"speak"が登場します。

続きを読む

2018.11.1

"in one piece"(無事に)

侍イングリッシュ

マレーシアの首都、クアラルンプールを訪問したとき、大失敗をしてしまいました。翌朝は午前9時から地元のマネジメント学会で「海外赴任者と現地社員の...

続きを読む