つぼ【坪】
1 尺貫法の単位。 ㋐土地や建物の面積の単位。1坪は6尺平方で、約3.3平方メートル。田地の一歩(いちぶ)と等しい。 ㋑土砂の体積の単位。1坪は6尺立方で、約630立方メートル。立坪(りゅうつぼ...
つぼ‐あたり【坪当(た)り】
1坪相当の値段に換算すること。1坪につき。「—の地価」
つぼ‐あみ【坪網/壺網】
定置網の小形のもので、身網を多角的に建て回し、その角に壺とよぶ袋網を付けたもの。
つぼい【坪井】
姓氏の一。 [補説]「坪井」姓の人物坪井九馬三(つぼいくめぞう)坪井正五郎(つぼいしょうごろう)坪井信道(つぼいしんどう)坪井杜国(つぼいとこく)
つぼうち【坪内】
姓氏の一。 [補説]「坪内」姓の人物坪内逍遥(つぼうちしょうよう)坪内道典(つぼうちみちのり)
つぼい‐くめぞう【坪井九馬三】
[1859〜1936]歴史学者。大坂の生まれ。東京帝大教授。科学的、実証的な歴史学研究法を導入した。著「史学研究法」など。
つぼい‐しょうごろう【坪井正五郎】
[1863〜1913]人類学者。江戸の生まれ。東大教授。日本の人類学・考古学の創始者の一人。東京人類学会を創立。日本の先住民について、コロボックル説を唱えた。
つぼい‐しんどう【坪井信道】
[1795〜1848]江戸後期の蘭方医。美濃の人。名は道。号、誠軒など。江戸で開業後、萩藩の侍医。門下に緒方洪庵・川本幸民らがいる。著「診候大概」など。
つぼい‐とこく【坪井杜国】
[?〜1690]江戸前期の俳人。尾張の人。米穀商を営む。松尾芭蕉の弟子で、「笈(おい)の小文(こぶみ)」の旅に同行した。
つぼうち‐しょうよう【坪内逍遥】
[1859〜1935]評論家・小説家・劇作家。美濃の生まれ。本名、雄蔵。別号、春廼舎朧(はるのやおぼろ)など。文学論「小説神髄」、小説「当世書生気質(とうせいしょせいかたぎ)」を発表、写実主義を...