こう‐てん【後天】
《「易経」乾卦の「天に先だって天違(たが)わず、天に後れて天時を奉ず」から》生まれてからのちに身につけること。人が生後に学習・経験などの結果として得るもの。⇔先天。
こうてん‐けいしつ【後天形質】
⇒獲得形質
こうてん‐しきかくいじょう【後天色覚異常】
加齢や病気、薬物による影響などに伴って起こる色覚の変化をいう。→先天色覚異常 [補説]先天色覚異常を除く色覚異常の総称で、遺伝性視神経萎縮など先天性疾患によるものも含まれる。
こうてん‐せい【後天性】
生まれたあとで身についたものであること。また、そのような性質・傾向。⇔先天性。
こうてんせい‐めんえき【後天性免疫】
感染症やワクチン接種、抗血清の注射などにより、生後に免疫状態を得たもの。⇔先天性免疫。