お【峰/丘】
1 山の高い所。みね。尾根。「—の上に降り置ける雪し風のむたここに散るらし春にはあれども」〈万・一八三八〉 2 おか。「我が逃げのぼりし在(あり)—の榛(はり)の木の枝」〈記・下・歌謡〉
おろ‐た【峰ろ田】
小高い所にある田。山田。「安波をろの—に生(お)はるたはみづら引かばぬるぬる我(あ)を言な絶え」〈万・三五〇一〉
ね【峰/嶺】
山の頂上。みね。「真白き富士の—」「高き—に雲の付くのす我さへに君に付きなな高嶺と思(も)ひて」〈万・三五一四〉
ぶじょう‐じ【峰定寺】
京都市左京区にある修験系の単立寺院。山号は大悲山。開創は久寿元年(1154)、開山は観空西念。享保年間(1716〜1736)に元快が再興。本堂はがけに臨んだ舞台造り。北大峰(きたおおみね)。
ほう【峰】
[常用漢字] [音]ホウ(漢) フ(呉) [訓]みね 高い山。「危峰・群峰・孤峰・高峰・主峰・秀峰・名峰・雄峰・霊峰・連峰」 [補説]「峯」は異体字・人名用漢字。 [名のり]お・たか・たかし・ね...