さん‐ばん【算盤】
1 そろばん。 2 和算で、高次方程式を解くのに用いた盤。木または厚紙などで作り、盤面に縦横の線を引いてできた多数の方形区画内に算木を置いて計算をする。
さんばんのしょ【算盤の書】
《(イタリア)Liber Abaci》中世イタリアの数学者、フィボナッチ(ピサのレオナルド)の著作。1202年に書かれた数学書で、1228年に増補改訂版を出版。インド‐アラビア式記数法、計算法、...
そろ‐ばん【算盤/十露盤/珠盤】
1 日本や中国で用いる計算器具。底の浅い横長の箱を上下二段に分け、縦一行ごとに上段に1個または2個、下段に4個または5個の串(くし)刺しの珠(たま)を置いたもの。上段の珠は五を、下段の珠はおのお...
そろばん‐うらない【算盤占い】
そろばんで吉凶を判断する占い。算易(さんえき)。
そろばん‐かんじょう【算盤勘定】
金銭的な損得についての勘定。金銭勘定。「その仕事は—抜きで引き受けよう」
そろばん【▲算盤▲十露盤】
1an abacus ((複 ~es, -ci))2〔計算〕そろばんが合わない〔計算が合わない〕The 「calculation doesn't [figures don't] come out...
そろばんだま【算盤玉】
a bead (on an abacus)
そろばんずく【算盤ずく】
算盤ずくの 〔金銭ずくの〕mercenary, venal;〔貪欲な〕greedyあの男は万事そろばんずくだHe does everything for his own profit.
そろばんだかい【算盤高い】
⇒かんじょうだかい(勘定高い)
そろばんをはじく【算盤を弾く】
彼はいつもそろばんをはじいているHe is guided solely by self-interest.