らく‐じつ【落日】
1 沈もうとする太陽。入り日。落暉(らっき)。落陽。 2 物事の勢いが衰えることのたとえ。「大企業の—」
らくじつのおうじ【落日の王子】
黒岩重吾の歴史小説。昭和57年(1982)刊。蘇我入鹿の半生を描く。
らくじつのみなと【落日の港】
《原題、(フランス)Port de mer au soleil couchant》ロランの絵画。カンバスに油彩。日が沈みつつある港に集まる人々、および停泊する帆船を描く。パリ、ルーブル美術館所蔵。
らくじつもゆ【落日燃ゆ】
城山三郎の長編小説。昭和49年(1974)刊。極東国際軍事裁判で絞首刑に処せられた者のうち、唯一の文官であった広田弘毅の生涯を描く。昭和50年(1975)、第9回吉川英治文学賞受賞。