き‐りん【麒麟】
1 偶蹄(ぐうてい)目キリン科の哺乳類。首と脚が長く、頭頂までの高さは6メートルに達し、アカシアなど高木の葉を食べる。舌が長く、雌雄とも角をもつ。体表は黄白色の地に栗色・砂色などの斑があり、網目...
きりん‐かく【麒麟閣】
中国漢代、長安の宮中にあった高殿。武帝が麒麟を献上されたとき築いたといわれる。宣帝のとき、11人の功臣の肖像などが飾られた。麒閣。麟閣。
きりん‐けつ【麒麟血/麒麟竭】
熱帯地方に産する竜血樹の幹などからとれる紅色の樹脂。止血剤・着色剤・防食剤に用いる。
きりん‐さい【麒麟菜】
ミリン科の紅藻。暖海の珊瑚礁(さんごしょう)などに生える。高さ10〜20センチ。円柱状で、二またの分枝を繰り返し、紫紅色。軟骨質で、乾くと角質になる。食用。琉球つのまた。
きりん‐ざ【麒麟座】
北天の星座。北極星に近いので一年じゅう見えるが、明るい星がない。2月上旬の午後8時ごろ南中する。学名(ラテン)Camelopardalis