しゅんかん-りょうしょう【春寒料峭】
春になって寒さがぶり返し、肌寒く感じられるさま。▽「春寒」は春になってぶりかえした寒さ。「料」は肌をなで触れる意。「峭」は厳しい意。
しゅんじつ-ちち【春日遅遅】
春の日が長く、暮れるのが遅いさま。春の日がうららかでのどかなさま。▽「遅遅」は日が長く、のどかなさまをいう。
しゅんぷう-たいとう【春風駘蕩】
春の景色ののどかなさま。春風がそよそよと気持ちよく吹くさま。また、温和でのんびりとした人柄のたとえ。▽「駘蕩」は春ののどかなさま。のびのびしたさま。
しゅんわ-けいめい【春和景明】
春の日の穏やかで、光の明るいさま。春の穏やかで、明るい陽気のこと。▽「春和」は春の和らいだ様子。「景」は日差し・日光の意。「春はるは和やわらぎ景けいは明あきらかなり」と訓読する。