けいたん-えいせき【形単影隻】
独りぼっちで孤独なこと。独り身で助けてくれる人のいないこと。からだも一つ、影も一つの意から。▽「形」はからだのこと。「隻」は一つの意。「影隻形単えいせきけいたん」ともいう。
こえい-しょうぜん【孤影悄然】
一人ぼっちでさびしげなさま。一人だけで悲しむさま。▽「孤影」は一人ぼっちでさびしげな姿。「悄然」は憂い悲しむさま。物さびしいさま。「悄」は「蕭」とも書く。
せいせい-せつせつ【凄凄切切】
きわめて物さびしいさま。▽「凄切」がきわめて物さびしいさま。それを重ねて、さらに意味を強調した四字句。
てんがい-こどく【天涯孤独】
身寄りがひとりもなく、ひとりぼっちであるさま。また、故郷を遠く離れて、ひとりぼっちで暮らすさま。▽「天涯」は空の果て。また、非常に遠い所の意。
まんもく-こうりょう【満目荒涼】
見渡す限り、荒れ果ててさびしいさま。▽「満目」は見渡す限り、あたり一面の意。「荒涼」は荒れ果てて物さびしいさま。
まんもく-しょうじょう【満目蕭条】
見渡す限り、物さびしいさま。▽「満目」は見渡す限り、あたり一面の意。「蕭条」は物さびしいさま。
もんぜん-じゃくら【門前雀羅】
門の前に網を張って雀すずめを捕まえることができるほど訪問者もなく、人の往来もない寂れたさま。▽「雀羅」は雀を捕まえるときに使う霞網かすみあみのこと。「羅」は「網」に同じ。「門前雀羅を設もうくべし」の略。
りぐん-さっきょ【離群索居】
仲間と離れて一人で孤独にいること。山里でわび住まいをすること。▽「群」は仲間、「索」は寂しい、離れる意。「索居」は寂しく一人でいること。「群」は「羣」とも書く。