いだてんばしり【韋駄天走】
足の非常に速い人。また、その走りぶり。
いちおういちらい【一往一来】
行ったり来たりすること。行き来すること。▽「一…一…」は「あるときは…あるときは…」の意。
いちげんいっこう【一言一行】
一つの言葉と一つの行為。ちょっとした言葉とちょっとした行い。ふとしたわずかな言行。
いっきょいちどう【一挙一動】
ちょっとした動作・振る舞いのこと。ちょっとしたしぐさ。ちょっと手を挙げたり、ちょっとからだを動かしたりの意から。▽立ち居振る舞い・しぐさを表す「挙動」を分けて、「一」をそれぞれに添えたもの。「一挙手一投足」と類義。「一」はちょっとした、また一度の意。
かしょのゆめ【華胥之夢】
昼寝のこと。また、よい夢のこと。
きょししんたい【挙止進退】
人の立ち居振る舞いや身の処し方。▽「挙止」「進退」はともに立ち居振る舞い・動作・行動の意。また、身の処し方。「挙」は事を起こす、行動を起こす意。
きょそしっとう【挙措失当】
事に当たって対処の仕方や振る舞いが適当でないこと。▽「挙措」はからだのこなし。動作。態度。立ち居振る舞い。「失当」は適当さを欠くこと、適当でないこと。「挙措きょそ、当とうを失しっす」と訓読する。
きょそどうさ【挙措動作】
立ち居振る舞いのこと。
ぎょうじゅうざが【行住坐臥】
日常の立ち居振る舞いのこと。転じて、ふだん・常々の意。▽「行」は歩くこと。「住」はとどまること。「坐」は座ること。「臥」は寝ること。仏教ではこれを四威儀しいぎという。
ごたいとうち【五体投地】
両肘ひじ両膝ひざと頭を地面につけて行う拝礼。全身を地に投げ伏してうやうやしく行う最高の拝礼。▽仏教語。「五体」は頭と両手・両足の意。全身。
さんききゅうこう【三跪九叩】
三度、跪ひざまずいてから、九回、頭を地面につけるという礼のしかた。中国清朝の皇帝に対する拝礼方式。「三跪九叩頭さんききゅうこうとう」ともいう。
さんぱいきゅうはい【三拝九拝】
何度も頭を下げること。何度も頭を下げて敬意や謝意を表すこと。また、手紙の末尾に記して敬意を表す語。▽「拝」は拝礼すること。
ざがこうほ【坐臥行歩】
立ち居振る舞いのこと。座ったり、寝たり、歩いたりする意から。▽「坐」は「座」とも書く。
ざさしんたい【坐作進退】
立ち居振る舞いのこと。日常の動作。座る、立つ、進む、退くの意から。▽「作」は立つ意。「坐」は「座」とも書く。
しらかわよふね【白河夜船】
正体もなく、ぐっすり寝こむこと。よく眠っていて、何も気づかないこと。▽「白河」は京都の地名。「河」は「川」、「船」は「舟」とも書く。また、「船」は「ぶね」とも読む。
てんてんはんそく【輾転反側】
何度も寝返りを打つこと。心配ごとや悩みごとを抱えたり恋する人を思ったりして、眠れない様子を表す語。▽「輾転」「反側」はともに寝返りを打つこと。「輾」は「展」とも書く。
へいしんていとう【平身低頭】
ひたすら恐縮すること。また、ひたすらあやまる形容。からだをかがめ頭を低く下げて、恐れ入る意から。▽「平身」はからだをかがめること。「低頭」は頭を低く下げること。「低頭平身ていとうへいしん」ともいう。
ほふくしっこう【匍匐膝行】
膝ひざを床につけたまま、腹這うようにすり足で移動すること。高貴な人の前へ進み出るときの姿勢。
ほふくぜんしん【匍匐前進】
腹這いになって、手と足(膝)で地面をするように前進すること。軍隊で歩兵などが周囲から目撃されないように腹這って移動することなど。