いっきいちゆう【一喜一憂】
状況の変化などちょっとしたことで、喜んだり不安になったりすること。また、まわりの状況にふりまわされること。
うちょうてんがい【有頂天外】
このうえなく大喜びすること。また、たいそう喜んで夢中になり、我を忘れる様子。▽「有頂天」は、仏教で形ある世界の絶頂に位置する天。その有頂天よりさらに高く外に出る意。「有頂天」をさらに強めた語。
かんてんきち【歓天喜地】
大喜びすること。思わず小躍りするような大きな喜び。▽「歓天」は天に向かって喜ぶ意。「喜地」は地に向かって喜ぶ意。
きしょくまんめん【喜色満面】
喜びの表情が心の中で包みきれず、顔じゅうにあふれ出ているさま。▽「色」は表情や様子の意。「満面」は顔じゅう、顔全体。
きょうえつしごく【恐悦至極】
恐れつつしみながらも大喜びすること。
きょうきらんぶ【狂喜乱舞】
思わず小躍りするほど大いに喜ぶこと。▽「狂喜」は狂おしいほどに大喜びすること。「乱舞」は入り乱れて躍ること。
きんきじゃくやく【欣喜雀躍】
小躍りするほど大喜びをすること。▽「欣」「喜」はともに喜ぶ意。「雀躍」は雀すずめがぴょんぴょんと跳ね行くように喜ぶこと。
しゅぶそくとう【手舞足踏】
大きな喜びなどで、気持ちが高ぶって、思わずそれが身振り手振りとなって現れること。▽「手舞」は手を動かして舞う、「足踏」は足を踏みならす。ともに踊りの動き。それによって自分の気持ちの高揚を表現することからいう。「手の舞い足の踏ふむを知らず」の略。
ずいきのなみだ【随喜之涙】
①仏教のことばで、仏法を聞いて喜んで流す涙のこと。②一般に、心から喜んで流す涙のこと。
たいけいしごく【大慶至極】
この上なくめでたくよろこばしいこと。
ひきこもごも【悲喜交交】
悲しみと喜びを、代わる代わる味わうこと。また、悲しみと喜びが入り交じっていること。▽一般に「交交」は現在ではひらがなで表記することが多い。