しぶ‐み【渋み/渋味】 の意味

  1. 渋い味。「―の強い茶」
  1. じみで深みのある趣。「―のある文章」
  • 名詞
  • しぶ‐み【渋み/渋味】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・娘たちが逞しく、しかし渋みがあって、少し憂鬱な青年を好めばそうした青年が本当にあらわれてくる。

      倉田百三「学生と生活」

    • ・・・ この人の絵には落ち着いた渋みの奥にエロティックに近い甘さがある。

      寺田寅彦「昭和二年の二科会と美術院」

    • ・・・ 鮮やかな形のうちに清い渋みをたたえたライラック色の花弁は、水のように日を燦かすフレームの中で、無邪気な、やや憂いを帯びた蝶が、音を立てず群れ遊ぶように見えた。

      宮本百合子「小景」