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じ‐ぶん【時分】 の意味

  1. おおよその時期・時刻。ころ。「そろそろ着く―だ」「若い―」
  1. 適当な時期。ちょうどよいころあい。好機。「―を見はからって着手する」

じ‐ぶん【時分】の慣用句

  1. じぶんがら【時分柄】
    • [名]その時分にふさわしいこと。時機に相応していること。時節柄。
      「定規通り―の口儀などあるべし」〈逍遥当世書生気質
    • [副]ちょうどその時分にふさわしいさま。時分が時分だから。時節柄。「―おからだにお気をつけください」
  1. じぶんどき【時分時】
    • その物事にふさわしい時刻。特に、毎日の定まった、食事の時刻。めしどき。「―にお伺いして申し訳ございません」
  1. じぶんのはな【時分の花】
    • 能で、年齢の若さによって現れる、芸以前の一時的な面白さ。⇔(まこと)の花
      「三十以前の―なれ」〈花伝・一〉
  1. じぶんぶれ【時分触れ】
    • 集会・食事などの、時間を知らせて回ること。また、その役目。
      「―戻りに辛味さげて来る」〈柳多留・二〉
  • じ‐ぶん【時分】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・     三 その夜の十二時に近い時分、遠藤は独り婆さんの家の前にたたずみながら、二階の硝子窓に映る火影を口惜しそうに見つめていました。

      芥川竜之介「アグニの神」

    • ・・・俺しもお前の年ごろの時分には、飯も何も忘れてからに夜ふかしをしたものだ。

      有島武郎「親子」

    • ・・・別荘の女中が毎日時分が来れば食物を持って来る。

      著:アンドレーエフレオニード・ニコラーエヴィチ 訳:森鴎外「犬」