じ‐む【事務】 の意味

  1. 役所・会社などで、書類・帳簿の作成・処理など、主として机の上でする仕事。「会社で事務を執る」「事務を引き継ぐ」
  • 名詞

じ‐む【事務】の慣用句

  1. じむいん【事務員】
    • 会社・学校などで、事務の仕事に従事する人。事務職員。
  1. じむか【事務家】
    • 事務を執る人。また、事務に熟達した人。
      「進取の気象に富んだ若い―が店にすわった」〈藤村
  1. じむかた【事務方】
    • 対外的な交渉を行う部署や担当者に対して、交渉に必要な資料の作成・整理といった事務作業を担当する部署、または、人。
  1. じむかん【事務官】
    • 国の行政機関で、一般の行政事務を担当する公務員。技官・教官その他特別の技能を要する職員以外の職員。財務事務官・文部科学事務官など。
  1. じむかんり【事務管理】
    • 法律上の義務のない者が、他人のためにその事務を処理すること。例えば、隣人の留守中に集金に来たガス代を立て替える行為など。
  1. じむきょく【事務局】
    • 議会や団体などの、事務を取り扱う部局。→国連事務局
  1. じむじかん【事務次官】
  1. じむじかんかいぎ【事務次官会議】
    • 閣議の前日に各府省の事務次官等を首相官邸に集めて開催されていた会議。閣議に諮る法案や人事などを事前に確認・調整する役割があったが、会議自体に法的な根拠がなく、官僚による政治支配の一因とも指摘されていた。平成21年(2009)の民主党連立内閣発足を契機に廃止された。事務次官等会議。→次官連絡会議
  1. じむじかんとうかいぎ【事務次官等会議】
  1. じむしつ【事務室】
    • 事務を取り扱う部屋。
  1. じむしょ【事務所】
    • 事務を取り扱う所。オフィス。
  1. じむしょうてい【事務章程】
    • もと、官庁での事務手続きに関する規則をいった語。
  1. じむそうちょう【事務総長】
  1. じむちょう【事務長】
    • 学校・病院などで、事務員を指揮し、その事務を管理する職。また、その人。
    • 旅客機・商船などで、事務を取り扱う職。また、その人。パーサー。
  1. じむてき【事務的】
    • [形動]
    • 事務に関するさま。「事務的な問題」
    • 感情を交えず、型どおりに物事を処理するさま。「事務的なあいさつ」
  1. じむとりあつかい【事務取扱】
    • 官公庁や会社などで、役職者が職務を遂行できないとき、臨時にそれを代行すること。また、その人。
  1. じむふく【事務服】
    • 事務を執るときに着る目的で作られた衣服。
  1. じむや【事務屋】
    • 事務を専門にとる人。技術者などに対して、揶揄(やゆ)したり卑下したりしていう語。
    • 政治的配慮や手腕に欠け、もっぱら事務的に物事を処理しようとする人。
  1. じむレベル【事務レベル】
    • 政策立案や外国との折衝などを、事務方が行っている段階。閣僚レベルでの協議・会合の前後に、細部にわたって実務的な交渉・調整を行う。
  • じ‐む【事務】の例文

    出典:青空文庫

    • ・・・ただいつか見たことのない事務室へ来たのに驚いている。

      芥川竜之介「馬の脚」

    • ・・・その枝に半ば遮られた、埃だらけの硝子窓の中にはずんぐりした小倉服の青年が一人、事務を執っているのが見えました。

      芥川竜之介「温泉だより」

    • ・・・ 農場の事務所に達するには、およそ一丁ほどの嶮しい赤土の坂を登らなければならない。

      有島武郎「親子」